比較検討用に、施主さんの希望をそのまま形にして家のプランを描く時があります。
（部屋数がいくつとか・・・、面積がどれくらいとか・・・・）
すると、ボリュームのとても大きな家になる事があります。

もちろん、それでもなんとなく家の形にはなっています。
（建築基準法は、もちろん守っています。）
たいていは、予算が厳しいためサイズダウンする事がほとんどです。
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でも、本当は予算が厳しいからだけではありません。
住みにくい家になっているからです。気持ちよく暮せる家になっていないからです。
そこで、今度は生活スタイルや周りの環境を考えて、住む人にとってジャストサイズの家を提案してゆきます。

“大は小をかねる”、これは住宅にはあてはまりません。

大きくても、なんだか息苦しく感じる家もあれば、小さくても数字（面積）以上の広がりを感じる、きもちのいい家もあります。
住む人にとって、どれくらいの大きさが適切かは、常に考え悩むところです。
写真は、本文とは関係ありません。ガラスを断面から覗いてみたところです。
８ｍｍ程度の厚みの中に、また別の広い世界が広がっているみたいです。